独自構造と特長

独自構造

構造図

ヘイシンディスペンサーの基本構造は、ヘイシンモーノポンプと同じく回転容積式一軸偏心ねじポンプです。心臓部は雄ねじにあたるローターと雌ねじにあたるステーターからなっており、ステーターの中にローターが差し込まれると、その隙間に「キャビティー」という独立した一連の密閉空間が形成されます。

ローターがステーター内で回転することにより、高粘度液をも吸い込む強い吸引力を発生させながら、新たなキャビティーが次々と生み出され、吐出側へと移動していきます。キャビティー内に吸い込まれた液体は、密閉された空間ごと、前へ前へと連続移送されることになります。

キャビティーの断面積は、ローターの位置に関わらず、どの瞬間でも一定であるため、吐出される量も常に一定になり、時間あたりの吐出量はローターの回転速度に正比例します。


特長

調整回数を大幅に低減
液体の粘度が変化しても吐出量はほとんど変化しないので、調整回数を大幅に削減できます。
材料ロスを削減
高精度の吐出量コントロールによって塗布量を必要最小限に抑えることができ、塗りすぎによる材料ロスを低減できます。
タクトタイムを短縮
吐出後の瞬時の逆転によって、液切れが良く、すぐに次の吐出を開始できるので、タクトタイムの短縮に貢献します。
高粘度液でも瞬時に定量吐出
高圧で吐出できるポンプ構造をニードル直近に配置しているため、50万mPa・sを超える高粘度液でも瞬時に定量吐出できます。
ワークや周囲の汚れを防止
ローターとステーターの作り出すシールラインがバルブ機能を果たしているので、停止時の液ダレがなく、ワークや治具を汚しません。
品質向上に貢献
定量性に優れた一軸偏心ねじポンプを基本原理としているため、吐出精度が高く、吐出量・形状が安定し、品質向上に貢献します。
吐出量の設定・変更が簡単
時間あたりの吐出量が回転速度に正比例するので、サーボモーターの制御だけで簡単に吐出量を設定・変更できます。

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